2007年4月12日 (木)

オーストラリアの水不足とコミュニケーション~報道ステーションから

何日前だっただろうか、メルボルンの中心を流れるヤラ川上流で、古館伊知郎が取材していた。川の水は激減。以前、ヨットレースが行われていた湖はその様相を完全に変えていた。単なる干からびた土地。

ショックだった…

オーストラリアビクトリア州にあるメルボルン。2年ほど前、約2カ月間、ホームステイで滞在した土地だ。

ヤラ川は、街の中心部を流れ、時間があると河畔で読書していた場所。

無料でバーべキューが出来る施設もあるし、川沿いにロッドラバー・アリーナがある。

そう、毎年、テニスの全豪オープンが行われ、先日、世界水泳2007(北島康介が金メダルを獲得した)が行われた場所だ。

川の雰囲気は、フランス・パリのセーヌ川に似ている。セーヌ川では、橋の欄干にまたがって本を読んでいた。かの有名なポンヌフ橋か芸術橋だったろうか。ヤラ川での読書はそのときと同じ気分になれた。

Marinerstwilly30oct04003_1メルボルンで忘れられない出来事がある。ホームステイ先(=写真)でバスタブに水を張っていたときのことだ。日本で風呂に入るのは当たり前。でも、オーストラリアでは違う!!

デンマーク人のステイメイトは、激しく怒った。

「オーストラリアには、充分な水がないの。私の故郷もそう。山がない国は世界に多いのよ。恵まれた自然を持つのに、なぜ、あなたたち日本人は無駄遣いばかりするの」

18歳の少女の言葉は胸に突き刺さった。俺を含めた日本人の身勝手さ、環境への意識の低さ、ひいては心の未成熟を知った。

20代後半の新聞記者が、高校卒業したての女の子に説教される状況は日本では考えにくい。目からうろこの言葉、貴重な体験だった。

環境教育を日本の学校はもっと行わないと。大人の人は、まず、チーム・マイナス6%から。

そして、年齢の別なく対話・議論できる場所をもっと持ちましょうよ☆

先日、デンマークの少女からメールがあった。2年ぶりだった。忙しい日々の中、連絡を取っていなかったけど、すぐに想い出はよみがえった。

しっかり話し合えば、違う文化・年齢の人でもわかりあえる。僕たちの友情は、議論の日々からうまれたのだから。その発端が、環境問題だったことを報道ステーションが教えてくれた。

世界遺産である「那智の滝の写真をプレゼントしたときの彼女の笑顔が忘れられない。

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2006年11月27日 (月)

『新庄剛志』~サービスの人

実家で食事をとっていると、“ビストロSMAP”に新庄が出ていた。普段、バラエティ番組をあまり見ない俺だけど、ハマってしまった。やっぱり、やつは面白い。

「今後もみんなをあっと驚かせることを続けていきたい」

プロ野球パ・リーグ、北海道日本ハムファイターズの本拠地・札幌ドームでの引退会見。日本一から一夜明けた10月27日、新庄剛志選手は球団が用意した会見場の使用を拒否し、マウンドで報道陣の質問を受けた。らしいなあ~

SMAP×SMAPでの彼は最高だったけど、まだまだ準備段階のはず。

中高時代、学校帰りに友人とよく甲子園に行った。もちろん、阪神ファン。

「弱小タイガースを応援して、勝たせる」のが楽しかった。事実、俺が行った試合はよく勝った。そういえば、大学生時代(定位置をキープしてた時代です)、13連勝(約3年間)したこともあった。

ライトスタンドから彼の守備を見るのが楽しかった。矢のような送球や打球の落下地点への到達速度、打者ごとの守備位置、ダイビングキャッチ、そして、チャンスに強い打撃。

彼のサヨナラホームランを、2回以上は目撃している。元巨人の石毛博史(近鉄、阪神でもがんばってたなあ。彼のブログはココをクリック☆)からレフトスタンドポール際に運んだもの、雨の試合でバックスクリーンに叩き込んだもの…

タイムリーヒットやホームランを打った後、センターの守備に着くと、新庄コールが起こる。ライトスタンド、レフトスタンド、アルプススタンド…。彼はその全てに応えていた。俺たち観客に気をとられていたため、センターフライに追いつけないこともあった。

そういえば、普通のフライなのに、わざとスタートを遅らせて、ダイビングキャッチをしていたなあ。

とにかく、サービス精神旺盛!!

日本一が決まった後、「忘れられない出来事は?」と問われ、彼は答えた。

「1997年のオールスターゲーム。僕が打席に立つと、応援がボイコットされ、外野席からペットボトルとかビール缶が投げ込まれた。このとき感じた寂しさというのは、とても言葉ではあらわせない」

実は、この試合に足を運んでいた(当時、西武の松井稼頭央選手<今はコロラド・ロッキーズ、公式HPココをクリック☆>がMVPをとっていた)。3塁側の内野席で観戦していた。

このシーズンの新庄はとても成績が悪かった。シーズン中、甲子園で何度野次ったことか。でも、ファン投票で選ばれた彼への応援団の態度には強い違和感を覚えた。ファンのために出場した彼に、あまりにも酷じゃないか…

弱い阪神へのストレスを新庄に対してぶつけているようにもみえた。

ボロボロになって野球選手を終えたくはない。まだできるのに……って言われながら辞めたい

3年後にFA資格を取ったら、日本に戻ってプレーするのも選択肢だと思っている

彼が、阪神タイガースからニューヨークメッツに移籍した直後に出版した『ドリーミングベイビー』という自伝の中の言葉。

引退後、読み返してみたら、まさに有言実行じゃん☆

これから新庄が何をやらかすのか、目が離せない!!

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2006年11月 7日 (火)

『僕の歩く道』

ずっと観たかったドラマ。先週、初めてテレビに向かう時間を持てた。

自閉症という脳の機能障害を持っている男性・大竹輝明を、草彅剛は見事に演じていた。

動物園での飼育係の仕事帰り、松田都古(香里奈)と輝明は、屋台でやきいもを買う。

二人は、ベンチに座ってやきいもを食べようとしたんだけど…

輝明は、都古に気が回らない。やきいもを買うときは自分の分だけ、ベンチに座るときは自分の座る場所の落ち葉だけ掃除する。普通なら、気分を悪くするところを、幼なじみの都古は、優しい目でみていた。

学生時代、喫茶店でアルバイトをしていたときのことだ。

常連のお客さんに自閉症の方がいた。テーブルで、新聞を読んだり、コーヒーを飲んだりする仕草は、健常者そのものだった。ただ、料金を支払いにレジに来ると、よく混乱された。小銭入れから硬貨全部を出してもらって、そこから料金分だけいただいたり、ヨーロッパのカフェと同じように、テーブルに料金を置いてもらったりしていた。彼は、人と接するのが苦手だった。

先日、「広島国際平和会議2006」に出席したときには、強い違和感を覚えたトピックが。

ダライ・ラマ14世(中国共産党軍の侵攻などにより、悪化し続けていたチベット情勢を打開すべく、チベット全土をアジア内陸部における平和の聖域とする「非暴力地帯」の構想を発表。1989年にノーベル平和賞を受賞)の講演のときのことだ。

「自我ばかりではなく、他人の立場に立つ必要がある」と、彼はおっしゃっていた。その中で「今の日本の若者の多くは、部屋の中に一日中こもっていると聞く。いわゆる『引きこもり』もっと外に出よう。」というメッセージを、英語で話された。

しかし、通訳の女性は、いわゆる『自閉症』と訳された。

世間一般に、誤解やステレオタイプが広がっているんだなあ、と肌で感じた。

『自閉症』は、は空間認知力や視覚認知・言語能力の発達が遅滞する脳の発達障害の一種で、先天的なもの。LD(学習障害)やADHD(多動性障害)、アスペルガー症候群を含めると、3%以上の人がこの種の障害を持っている。小学校の1クラスに、1、2人いることになるんだよなあ。

色んな困難や病気に直面して(後天的に)起こる「引きこもり」や「うつ」と違うことをみんなが理解しなければならないと感じる。

エジソンやアインシュタイン、ゴッホ、織田信長など過去の偉人もADHDだったのではないか、と言われている。自閉症の人は、ユニークな能力を持っていて、後世に欠かせない素晴らしい業績を残す可能性を持っている。

ドラマの中でも描かれている。輝明は、ツール・ド・フランスの歴代優勝者を全員覚えていたし。

いつものように、仕事帰りに輝明と都古がベンチに座っていると、雨が降ってきた。別れた恋人(葛山信吾)からの電話が鳴り続け、こらえきれず、都古は雨に打たれながら泣き出した。輝明はそっと自分の傘に都古を入れた。何かを感じたんだろう。観ていて、すごくうれしかった☆

都古や輝明の母(長山藍子)のような人が増えればいいなあ。描き方を見ていると、このドラマが輝明を温かく見守っているのがよくわかる。きっと、俺を含め、みんなが「自閉症」を理解する、そして温かい心を持つきっかけになるよ。今晩の放送が楽しみ♪

公式HPは、ココをクリック♪

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